地域の魅力徹底研究セミナー

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江戸・東京文化講座

◎テーマ2:「江戸情緒の源流を尋ねて」 (全5回シリーズ 11月10日~12月10日)

講師の健康上の理由のため、本講座は全て中止とさせていただきます。 誠に申し訳ありません。
鈴木氏画像
新内演奏家でもあり、浄瑠璃や食の世界から江戸文化を研究してきた講師が、現代に伝わる江戸情緒の源流を5回シリーズで探ります。

【講師】
富士松 松栄太夫 (日本ペンクラブ会員・日本文藝家協会会員)

【著書】
「新内節散歩」「新内の情景」「続新内の情景」(新宿書房)
 
【スケジュールとコンテンツ】(講義時間は毎回、14時00分~15時30分です)
月日・室番 タイトル 内容
11月10日(月)
  504号室
「深川芸者と新吉原の盛衰」 江戸時代の芸者は、吉原廓芸者・深川芸者・町芸者の3つが代表的分類です。そのかで、深川芸者を取上げ、“キャン”と頻発した新吉原の火災被害による仮宅営業がもたらした深川花街と芸者の発展、深川情緒と憧憬地の形成および天保の改革による滅亡を取上げます。
11月20日(木)
  506号室
「江戸浄瑠璃から見た、恋の罪と罰」 大岡越前守が担当した「白子屋お熊事件」、これを『恋娘昔八丈』と題して芝居茶屋作家が浄瑠璃化した「不義密通・殺人未遂事件」から、江戸時代の罪科と刑罰、小伝馬町囚獄と溜、町中引廻しのルートと死罪・獄門、そして鈴ヶ森と小塚原処刑場跡を画面で訪問致します。
11月26日(水)
  506号室
「相撲の歴史と勧進相撲」 江戸末期の相撲興行場から今日の両国新国技館までを尋ね、我が国相撲の歴史を、宮廷行事の相撲節会・復興勧進興行と勧進相撲の始まり、京・大坂・江戸の勧進相撲、将軍家斉の上覧相撲などから探ります。
12月3日(水)
  506号室
「会席料理の精神と楽しみ方」 日本料理の感性を手始めに、料理略史・料理歳時記と出会い物・器と盛付け・献立の基本を取上げ、本講座の開設時季である「初冬の料理献立」を有名料亭の例を挙げて説明し、また最後に源流である「茶事懐石」への誘いも付け加える予定です。
12月10日(水)
  506号室
「浄瑠璃の描いた世話物世界」 竹本義太夫・近松門左衛門・竹田出雲の事績を探り、世界遺産となって今日まで連綿として続いている「文楽」の名称と外題分類をご紹介し、近松三大名作『冥途の飛脚』・『心中天の網島』・『曾根崎心中』を室内鑑賞する予定です。
 

【富士松 松栄太夫氏の紹介】

本名、鈴木勝。日本文化体験交流塾、副理事長。本年前期、国際人のための江戸・東京文化講座において、以下のテーマで講演しました。その様子は「花街で生まれたトレンディな遊びと文化」 「浄瑠璃・都都逸・新内など、芸能の魅力」をごらんください。

また、以下は、富士松氏協力の下開かれた、新内演奏会レポートからの引用です。富士松氏の活動が伝わるでしょうか?

新内の表現は、古い言葉使いと独特の歌い方だけに、意味がとりにくい。そこで、新内を理解するために、様々な取り組みを進めているのが、富士松 松栄太夫さんである。日本文化体験交流塾の代表でもある。
私たちの江戸・東京文化講座で、浄瑠璃などの講義して下さるとともに、江戸博でも、えどはくカルチャーとして、講義付きの演奏会を開催している。今回の公演も、富士松さんの力に負うところが大きい。
(全文は当塾代表、米原亮三氏のブログに掲載されています。こちらからどうぞ
富士松氏画像
 

【information】

◆会場
ちよだプラットフォームスクウェア
◆日時
上のスケジュールを参考にしてください
◆受講料
各回:2,000円
全コース一括申込:8,000円
◆連絡先
NPO法人 日本文化体験交流塾事務局
メール:info@ijcee.com
TEL:090-1607-5099
FAX:03-3917-8353
【主催】
NPO法人 日本文化体験交流塾
江戸会席画像普段何気なく接している日本料理。その背景にも驚くほど奥深い話が隠されています。今回はそんなお話もお楽しみに!
 


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