NPO日本文化体験交流塾 IJCEE Institute for Japanese Cultural Exchange and Experience

日本文化・江戸文化講座

平成23年度観光関係人材育成事業

主催:社団法人日本観光振興協会/実施主体:特定非営利活動法人日本文化体験交流塾

講座の内容

1:外国人に対する説明の基本は、相手の立場、ニーズを理解して、話すことです。日本人に説明するときは、個々の施設の由来、建築の特徴などが大事ですが、外国人に説明するときは、年代や開祖などの固有名詞だけでなく、神社・仏教等の一般的・基礎的な説明が必要です。しかも、相手国の文化との相違を踏まえ、分りやすく説明できる知識や基本スキルが必要です。通訳ガイドの視点にたって、日本文化の基本を体系的に学びます。

2:江戸の浮世絵をはじめとする文化は、東京をガイドする通訳案内士にとって、不可欠の知識です。その歴史や文化を正しく知るためには、専門家からの学習が必要です。江戸の歴史や文化をシリーズで学びます。

対象

通訳案内士又は通訳案内士を目指す方  各回定員 100名

受講料

1,000円

時期

2011年10月~11月 全5回 10時20分~15時30分

月日
10:30~12:00※
13:15~14:15・14:30~15:30※
日本文化講座
江戸文化講座
テーマと講師
内容
テーマと講師
内容
10月7日(金)

日本文化1

「通訳案内士にとっての日本文化紹介」

講師 米原 亮三

何を紹介するのか。どういう視点で紹介するのかなど、全講座の基本的な視点

江戸文化1

「城郭都市江戸の形成」

講師 小沢 詠美子
江戸城の普請、町割り、堀割と河川の開削、上水などの都市構造
10月13日(木)

浮世絵1

「浮世絵と国際交流」

講師 藤澤 紫

江戸のメディアとして発展した浮世絵の魅力と海外に与えた影響

日本文化2

「神々と日本人」

講師 清水 祥彦

日本人の自然観と神々に対する尊敬など、神道を解説
10月21日(金)

日本文化3

「茶道に学ぶおもてなしの心」

講師 山口 和加子

茶道の歴史、茶器、書、華道など、茶道を取り巻く文化

江戸文化2

「江戸幕府と武家」

講師 小沢 詠美子

江戸幕府の仕組み、大名と参勤交代、大名屋敷、旗本御家人
10月28日(金)

日本文化4

「建築と庭園」

講師 山口 和加子

日本間・庭園の発展を中心に茶道史との関わり。寝殿造りから書院造り・数寄屋作りへ

江戸文化3

「江戸の町と暮らし」

講師 小沢 詠美子

商家、職人、江戸店、長屋、町人文化

11月4日(金)

日本文化5

「日本人の信仰・仏教」

講師 米原 亮三

仏教を中心に日本人の信仰を体系的に述べる

浮世絵2

「浮世絵と江戸文化」

講師 藤澤 茜

芸能や文学など江戸庶民文化の発展と浮世絵の流行について

※10月13日は、10時30分~12時45分 浮世絵1、14時~15時30分 日本文化2となります。

申し込み方法

1:次の受講申込書に記入し、info@ijceeまでメールに添付してお送りください。

受講申し込み書(Wordファイル)

※申込様式のファイルが取り出せないとき(ダウンロードが上手くいかない)場合は、info@ijcee.comまで連絡ください。

 

2:参加費をお支払いいただいた方から、申込順で受付が確定します。参加料は、銀行振込又は以下のPaypalカートからカードによりお支払いできます。なお、振込手数料は、参加者にて、ご負担ください。(カードの場合、79円)

・銀行振込

 楽天銀行サンバ支店 支店番号203 普通預金 口座番号7039937

 名前 トクヒ)ニホンブンカタイケンコウリュウジュク

※お振り込み後、やむを得ない事情で参加を取りやめる場合は、振込手数料を差し引いてお返しします。

Paypalカート(カードによるお支払い)

・講座を受講されたいときは、以下のカート(ショッピングカート)よりご希望の日時をお支払いください。 (※満席表示のチケットは買えません)

第1回 10月7日

Per Person / Unit: Yen

第2回 10月13日

Per Person / Unit: Yen

第3回 10月21日

Per Person / Unit: Yen

第4回 10月28日

Per Person / Unit: Yen

第5回 11月4日

Per Person / Unit: Yen

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※カートに受講人数を記入し、クレジットカードでお申し込みができます。

※カートには、以前の記録が残っているため、適正でない商品や数量が記載されている場合があります。不要な商品がカートにある場合、その行の[削除]をクリックしてください。 →詳しい使い方はこちら

・入金後、PayPalからお客様のアドレスに送られてくるメール(受領書)が受講券になります。当日、印刷してご持参ください。

会場

JICA地球ひろば 講堂(3階) 

日比谷線広尾駅3番出口より、徒歩2分 ( 地図はこちら

講師紹介

◆藤澤 紫(ふじさわ むらさき)

国際浮世絵学会常任理事・国際委委員会委員長。博士(文学)。現在、國學院大學大学院客員教授、中央大学・学習院大学・杉野服飾大学・千葉工業大学・東洋大学・武蔵野美術大学非常勤講師。

著書『鈴木春信絵本全集』(勉誠出版 2003年改訂新版)、『遊べる浮世絵 体験版江戸文化入門』(東京書籍 2008年)、分担執筆『ボストン美術館秘蔵 スポルディング・コレクション名作選』(小学館 2009年)、『広重 名所江戸百景 秘蔵 岩崎コレクション』(小学館 2007年)、『絵画の制作学』(文教出版 2007年)、『和歌をひらく 3巻 和歌の図像学』(岩波書店 2006年)、『母子絵百景 よみがえる江戸の子育て』(河出書房新社)など。展覧会図録『北斎と広重展』(日本橋三越ほか 2005年)、『ホノルル美術館所蔵 浮世絵風景画名品展』(千葉市美術館 2003年)などがある。専門は日本近世絵画史、日本近世文化論。絵画を軸に日本の造形文化と国際交流についても研究、展覧会事業などに携わっている。

 

◆藤澤 茜(ふじさわ あかね)

国際浮世絵学会常任理事。博士(文学)。現在、学習院大学、東京外国語大学、大東文化大学、十文字学園女子大学非常勤講師。

著書『歌川派の浮世絵と江戸出版界』(勉誠出版)、分担執筆『元禄上方歌舞伎復元』(勉誠出版)『奇想の江戸挿絵』(集英社新書)、『浮世絵師列伝』(平凡社)など。専門は近世文化史、近世文化、演劇史。文学や歌舞伎と浮世絵との関係を中心に、江戸文化全般の研究を行っている。

 

◆小沢 詠美子(おざわ えみこ)

成城大学民俗学研究所研究員、同学非常勤講師。87年成城大学大 学院文学研究科日本常民文化専攻博士課程前修了。神戸大学大学院経済 学研究科助教授を経て、2001年より現職。著著は『災害都市江戸と地下室』『お江 戸の経済事情』『江戸ッ子と浅草花屋敷』など。

 

◆清水 祥彦(しみず よしひこ)

神田明神権宮司 東京都神社庁理事 特定非営利活動法人神田学会理事

 

◆山口 和加子(やまぐち わかこ)

・特定非営利活動法人 日本文化体験交流塾副理事長、通訳案内士(英語)
観光庁「通訳案内士の活用方策に関するワーキンググループ」メンバー

平成元年通訳案内業試験合格。はとバスと専属契約を結び、東京都内定期英語観光をはじめ、FIT対応、VIP、産業観光等を中心に通訳案内士としての活動。毎日書道展4回入選。IJCEE国際茶道塾塾長。華道温故流師範。能を日本最初の女性能楽師奥村富久子師に学び、(財)日本合気会の味岡一枝師について合気道を学ぶ。短歌ポトナム同人。著書:「通訳ガイドハンドブック(首都圏版)」共著、合同歌集「荻の道」

 

◆米原 亮三(よねはら りょうぞう)

・特定非営利活動法人日本文化体験交流塾(理事長(2008年8月~)、観光庁「通訳案内士研修高度化に関する検討会」委員

著書・論文:「ネットワーク時代の地球市民の生き方」(中央経済社)、「東京都 多様性に満ちた市民社会」 (駒井洋、渡戸一郎編「自治体の外国人政策」明石書店所収)、米国コネチカット州グリニッチ・タウンの地方自治」(都市問題86巻87巻1号)、「大都市における観光まちづくりの理論的な考察」(日本国際観光学会論文Vol.14)、「観光キーワード事典」(松陰大学観光文化研究センター編)、「通訳ガイドハンドブック(首都圏版)」編著

問合せ先

アドレス:info@ijcee.com

電話:090-1607-5099(米原)、080-3313-1107(菊地)

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